連休中に梅雨が明けたようです。
日差しが厳しく、今年も猛暑になりそうです。
現場作業に従事される方々は熱中症に十分注意してください。
熱中症対策で「水分を取ること」といわれていますが・・・・
汗が大量に出ると、その中の塩分等ミネラルも一緒に排出されます。
汗をかいた人は、「脱水症状」を避けるために「水」を飲みます。
ところが、身体は体内の水とミネラルのバランスを常に保とうとしています。
ですから、「水」だけが身体に入ってくると、「水分ミネラルバランスが薄まってしまうではないか!!!」と
せっかく飲んだ分の水を排出するよう勝手に動き出すのです。
つまり「水」を飲んでも、飲んだ分、汗になって出ていってしまい「脱水症状」は何も改善されないのです。
市販されている飲料等でミネラルも同時に補うようにしなくては、身体に必要な水分を満たすことができないということを覚えておいてください。
また、塩をなめながら・・・という話もありますが、効率よく体内にミネラル水を吸収するには、糖分が必要だということも覚えておくとよいです。(スポーツ飲料などは甘いですよね)
「のどが渇いたな」と思ったときは、脱水症状の前触れだそうです。
そう思う前から、こまめに水分を取ってください。
また、作業環境や休息、食事や睡眠などの体調管理も十分配慮して、この夏を乗り切りましょう。