コラム

1年点検

2015年03月20日

先日、昨年新築引き渡しいたしましたお宅の点検に行ってまいりました。

引き渡しをして1年経過して不具合がないか確認するためです。

外壁、内装、床下、建具、衛生機器など各項目を確認していきます。

その結果、引き戸速度調節器の不具合と壁紙の継ぎ目の剥がれを確認してまいりました。

そして、補修・・・

今回はその方法をお話します。

 

引き戸はドアの高さを変えることで、上レールについている治具とドア内部に仕組まれたばねのような器具が互いに機能して速度調節が働くようになりました。ちなみにドアの高さを変える方法は、ドアの下のねじを回して中の戸車を上下させます。

ドアを閉めたとき隙間が空くというような症状にも戸車高さを調節して直す方法は有効です。

 

 

壁紙継ぎ目の剥がれには注射器とボンドコークと呼ばれるコーキング材を使います。

注射器は糊を入れて壁紙に突き刺しての糊を注入します。壁紙が膨らんでいるような場合に有効です。

 

 

ボンドコークは白い色をしたハンドクリームのような材料です。これは剥がれている場所に有効で、剥がれた部位に細く絞り出していきます。すると色がついていることから隙間や切れ目が見えなくなります。はみ出たら濡れたスポンジでふき取ることもできます。

ホームセンターに数色売っていますので、壁の隙間が気になるDIYできる人はトライしてみてください。

 

補修後お客様に確認していただいて、無事1年検査を終えました。

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