突然ですが、ドアについている箱がありますね。くの字に折れた金物がついているあれです。
私たちは「ドアクローザー」とか「ドアチェック」などと呼んでいます。これはドアを閉めるときのスピードを自動調整し、強風時の開き防止の機械なのですが、「バタンと閉まるようになってきた」とか、逆に「閉まりが遅い」というご質問を受けた場合、大方この金物が原因です。そこで「交換」の場合は弊社にご用命いただくとして(笑)、「調整」の方法をお話したいと思います。(ここからは自己責任でお願いいたします)
ここではこの金物を「ドアクローザー」と呼ぶことにします。
ドアクローザー本体横にねじが付いているのですが、このねじを回すことによってドアの閉まるスピードが変わります。(本体両側に同じようにねじがついている場合は固定用のねじですので回さないようにしてください)2つ付いている場合は初めの閉まり具合と最後の閉まり具合のそれぞれの調整用です。ドアを閉めるとスー、ふわっ、パタンという具合になる2段階を調整します。時計に例えて1分程度、少しづつ回しながらの調整で、かなり変わります。上がスー、下がふわっです。開閉を繰り返して調整してみてください。なお、なにも変化がない場合は故障の可能性が高いです。また、ドアクローザーから油が漏れて調子が悪い場合も交換となります。
参考にしてみてください。
